第一後頭位では第2回旋の過程で小泉門(後頭部)が前方へ回旋
📝一文要約
第一後頭位では第2回旋の過程で小泉門(後頭部)が前方へ回旋し、矢状縫合は骨盤の第一斜径に一致するため、内診で小泉門と大泉門の位置を触知することで児頭の回旋段階を判定できる。
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| 期 | 問題文(全文) | 正解 | 重要所見・キーポイント | 解説 |
|---|---|---|---|---|
| 46 期 Q42 | 正常分娩経過において認められる所見として正しいものを選べ。a 第1回旋終了時に内診にて小泉門を12時の方向に触れる。b 第2回旋時内診にて矢状縫合は骨盤斜径に一致する。c 第2回旋終了時に矢状縫合は骨盤横径に一致する。d 第3回旋では小泉門が先進する。e 第2胎向の第4回旋では児の顔は母体の右方向を向く。 | b・e | - 第2回旋中=矢状縫合が斜径- 第4回旋完了で顔は胎向と反対側前方へ | 第1後頭位の児(第2胎向)は後頭部を母体右側へ回しながら前方へ屈曲→顔は母体右前方を向いて出生。矢状縫合は斜径→縦径へと移る。 |
| 45 期 Q2 | 正常分娩経過において認められる所見として正しいのはどれか(全て選べ)。1 第1回旋終了時に内診にて小泉門を9時の方向に触れる。2 第2回旋時内診にて矢状縫合は骨盤斜径に一致する。3 第2回旋終了時に矢状縫合は骨盤縦径に一致する。4 第3回旋では大泉門が先進する。5 第2胎向の第4回旋では児の顔は母体の左方向を向く。 | 1・2・3・5 | - LOA では第1回旋完了で小泉門=母体左(9時)- 第2回旋中=斜径/終了=縦径- 第4回旋で顔は胎向と反対側前方 | 大泉門先進は反屈・異常回旋の所見なので④は誤り。 |
| 44 期 Q2 | 正常分娩経過において認められる所見として正しいのはどれか(全て選べ)。1 第1回旋終了時に内診にて小泉門を3時の方向に触れる。2 第2回旋時内診にて矢状縫合は骨盤斜径に一致する。3 第2回旋終了時に矢状縫合は骨盤縦径に一致する。4 第3回旋では小泉門が先進する。5 第1胎向の第4回旋では児の顔は母体の右方向を向く。 | 2・3・5 | 同上(第1胎向なので顔は右前方) | 小泉門3時は母体右側 → 第1回旋終了時は9時(左)なので①は誤り。 |
| 41 期 Q2 | 正常分娩経過において認められる所見として正しいのはどれか。全て選べ。a 第1回旋終了時に内診にて小泉門を3時の方向に触れる。b 第2回旋時内診にて矢状縫合は骨盤斜径に一致する。c 第2回旋終了時に矢状縫合は骨盤縦径に一致する。d 第3回旋では小泉門が先進する。e 第1胎向の第4回旋では児の顔は母体の右方向を向く。 | b・c・e | 完全一致で 44期と同じ構成 | 児頭回旋の“時計位置”を問う典型パターン。 |
| 40 期 問2 | 正常分娩経過において認められる所見として正しいものをすべて選べ。a 第1回旋終了時に内診にて大泉門を6時の方向に触れる。b 第2回旋時内診にて小泉門を2時の方向に触れる。c 第2回旋終了時に児頭の矢状縫合を3時から9時の方向に触れる。d 第3回旋では反屈位となる。e 第4回旋では児頭の矢状縫合は母体の背腹方向を向く。 | c・e | - 第2回旋終了で矢状縫合=縦径(背腹方向)- 第4回旋後、外回旋で肩甲が回り矢状縫合は背腹方向を向く | a,b,d は時計位置・屈曲の誤り。 |
🔑共通キーポイント
| 回旋段階 | 内診所見 | 覚え方 |
|---|---|---|
| 第1回旋終了 | 小泉門=左 9 時(LOA)矢状縫合=横径 | “LOA=Left Occiput ⇒ 小泉門 Left” |
| 第2回旋中 | 矢状縫合=骨盤斜径(第1射形) | 本文で強調「主上縫合=1 の字」 |
| 第2回旋終了 | 矢状縫合=骨盤縦径小泉門=前方 | 児頭屈曲完成→後頭部が恥骨結合直下へ |
| 第4回旋終了 | 顔は胎向と反対側前方 | 第1胎向→顔右、第2胎向→顔左 |
臨床 tip:内診で小泉門が 3 時➔第1回旋未完了、2 時➔第2回旋進行中、12 時➔回旋不全の危険信号。回旋評価は分娩停滞・遷延分娩の早期発見に必須!
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